アスペルガーの息子を持つ父親が子供の育て方について色々と語るスレ


今年で中学生になったばかり 




いつ症状が分かったの? 




>> 
小学校3年生の時だね 

あまりにもクラスで問題を起こし児童相談所に教育に関するアドバイスを貰ったときに担当者さんがアスペ診断を持ち出したのがきっかけ 
アスペ診断で高いポイントを得てしまってそ後は病院へ 

問題を起こし続ける息子は当人にとっても我々大人にとっても良いものではないから特別学級のある学校へ転校させた 




息子は片づけ魔だ 
あらゆるものは所定の位置に無いと不快感を得て、勝手に動かすことはまかりならん 

A→BであってA→Cには絶対にならない 




>> 
ガチだが俺も片づけ魔で所定の位置に物がないと不快感あらわすわ・・・・ 




>> 
どうしても都合でA→Cにしないとならない場合大変だよな 




>> 
所定の位置が正しいなら勝手に動かす=悪いことだ 
不快感を覚えて当然なんだよ 
だから本当に必要ならいかに合理的なのか説明しなくてはならない 




>> 
そのとおり 
というか新しい定義を納得させなければならない 

新しい定義とは「A→Bであるが"もしもαの場合"A→Cとする」というもの 

もしもαでない場合はどうなるか? 
息子は停止するか、何も考えずにBにする 




>> 
αの場合っていうのは分からないことなんだから健常者の思考と同じじゃね? 
アスペが特殊なのは妥協しないところでしょ 
普通は多少悪化しても目をつぶるけど常に正しい=所定の場所でなければならない 




>> 
いやαはαであってβやγじゃないんだ 
つまり息子の正しい定義に「A→α→C」というのが増えるだけ 

なので 

「B→C」や「α→C」とはなるが 
「α→B」や「β→C」とはならない 

未定義の事象に関する停止は息子なりに正しい選択を思考するために停止する 




>> 
そのαだとかβだとかこっちは理解し難いぞwww 
健常者に取ってはそうしないと逆に難しいのかもな 
ベストを求めちゃうから簡単に決められないということはあるね 




>> 
俺も理解するのに時間かかったからしょうがない 

まずアスペを理解するにはあらゆる物に「属性」があるというアスペの思考だ 
アスペの脳内では異常なほど几帳面に「フォルダ分け」されている 

アスペはその物の属性に合わせて所定のフォルダに保存する 
丁度MP3は「マイミュージック」、オフィスファイルは「マイドキュメント」というようにだ 

じゃあ会議の録音はどうなるか?と言えばデータの実体は「マイミュージック」にあり、ショートカットが「マイドキュメント」に作られる 

属性が定義されてない物は「未定義」フォルダだ 

未定義は膨大にあるから検索に時間がかかりヒットするまで息子は停止する 
だから親は 
アスペの未定義を可能な限り減らして属性を付加してあげなければならない 

毎日毎日これをしていくほかない 




>> 
よく勉強してるな 
アスペの思考は科学者やプログラマーに向いてるから 
そういう理系の職業につかせてあげてね 




>> 
まさにコンピュータは気分が良いようだね命令に対して所定の動作しかしないから 

ただその道へ進ませるんは問題が1つあるけどな 

新しい発想がわかないんだよ 
「こういう動作させて」というオーダーは速攻で解決するけど「便利なもの作って」は無理なんだ 


そのあたりを解決させないとたぶん食っていくのは難しいんじゃないかな? 
俺はプログラマじゃないから業界がどんな感じなのか知らないけど 




ワイもアスペやで^^ 




アスペルガーっつうか自閉症スペクトラムとだけしか言われてない 
子供の頃から周囲の輪に全く加わろうとせずに一人でぼーっとしてたわ 




>> 
息子もボーッとするけれどたいていは何か考えてるときだな 
その内容は大まかなジャンルで言うと物事のプロセスに関すること 
つまり頭の中でA→B→C→D→E→Fと整理している 

それは人間関係のことであってもそうだし、勉強の仕方とかそういうのだったりもする 

必ず物事は一直線に向かうという、いわゆる指向性を持った思考しか出来ない 

だから例えば「粘土で好きなもの作ってね」というオーダーは息子にとって難問だ 




>> 
粘土で好きなものつくれ系はまじで苦手だわ 




>> 
俺もそれ苦手だわwwwwww 
最近どーよ?とか自由な選択がある質問だとうるせえバカって思うwww 




>> 
だからアスペの親は自由選択系はオーダーしない 
たいていの息子が起こす問題は未定義の事象に関することだから 

俺は未定義を可能な限り解消するため息子に日記を書かせている 

今日起きたことを1時間単位で記述させている 
1時間単位にしないとちょっとした小説になるからこれも定義しなければならない 




>> 
それは間違いだぞ 
最近どうですか?という風なテンプレ自由選択系は体系化する 
例えば最近大きな出来事があったか?質問者と自身に対して何かあったのか? 
そういう解釈の仕方を教育すべきだ 




>> 
体系付ける人生経験が圧倒的に足りないんだよ 
君が人生経験が豊富のようだけれど俺の息子は無知だ 

無知なので大胆なプロセスを確立したりする 

最悪の場合は「クラメイトが口論していて負けそうになったから暴力で排除していた」という経験が正になる 

大人はこんなものを正にさせるわけにはいかないので今は息子の未定義を1つ1つ確定させていかなければならないんだ 




現代麻雀と同じだな 
思考が局所的なアナログだからデジタルというのかな?理論の体系化が必要 
俺はそういったテンプレートを作って対応してるよ 

>> 
それな、書いたあと思ったわ 
子供にそこまで出来るのか?なかなか出来ないだろうね 
毎度納得するように解説するだけで骨が折れる 
相手が間違いなら暴力に訴えてでもってかーあるあるやなー 
アスペは記憶力だけはいいから教えたものを一覧にしてまとめると捗るかも 




>> 

定義作成したからこそ逆の失敗もあるけどな 

俺は過去息子へ輕い気持ちで「あそこの信号が赤ならこっちは青なんだよ」と言ったことがあった 
しかしあるときにその定義が崩れたことがあったんだよ 

当時は何故そうなったのか俺もわからなかったんだけど、息子は何故例外が発生したのか不満と興味を持ってしまい1ヶ月くらい俺に質問しつづけた 

あまりにも聞きつづけるので警察に電話して信号システムの概要を聞いて解決した 
交通量に応じて変わるらしいな信号 




>> 
赤と青が切り替わる瞬間は3秒の猶予があるというような豆知識も抑えないとね 
見切り発車の事故が起こるから確か3秒間全ての信号は赤なんだぜ 
並の知識量じゃ難しいことも多いな 




>> 
本当にそうだよ 
誤ったこと教えられないから自分の知識が不安なら俺自身直ぐ調べるようになった 





>> 
アメリカのシリコンバレー、IT産業を支えてるのがアスペらしいよ 
いや、応用が利くから常人にはない発想を持ってる 
便利な物を作ってというのは俺は得意なほうだぞ 
常人には分からない法則の穴を見つけるのが簡単 




>> 
でもまだ子供だからなwww 

例えば 

「何故漢字を勉強しなきゃいけないの?パソコンで入力出来る」 

という息子の反論とか困った 

「実際にお父さんは仕事で漢字を書く機会は少ないし今書いてる部分もパソコンに置きかえた方が効率が良い」と言うわけだ 

正論も正論すぎてこれは解決するのに2年かかった 
法則の穴を見付けれらると困る場合もあるんだよ大人にはwww 


解決したのは小学生プログラミング教室イベントに参加した時だった 
そこにボランティアで参加している大学生のお兄さんへ同じ質問をぶつけたんだ 
まあ普段から「詳しい人に聞くとわかるかもな」って逃げてたんだけどねwww 

するとお兄さんの答えは 

「形態素解析に必要だから」 

だった 
そうつまり漢字変換ソフト開発に必要だから学ぶというコロンブスの卵のような返答だったんだよ 
これには俺も仰天した、その発想があったかと 

更にお兄さんは「形態素解析を自分でするSKKという漢字変換ソフトもある」と教えてくれた 
お兄さんは実際に使ってみせてくれて息子は非常に納得していた 

毎度色んな専門家に質問させてもらってるけどこの時は非常に助かった 




>> 
大変だな 
今はグーグル先生に聞けばなんでも分かるから大丈夫だろうけども 
普通の中学生と考えずパソコンやスマホを持たしてやるといいよ 




>> 
持たせてるよ 
もう3つ壊してるけどな・・・orz 

何か気になることがあったらハードであれソフトであれイジり倒すから壊すんだよ 
パソコンならジャンク品を数千円で買ってきたら済むけどスマホは最新OS動かすと考えと高いwww 

今はイジり倒す用と連絡出来なくなったら困るからイジっちゃダメ用の2つ持たせてる 




>> 
壊すってどういうことだ?物理的にか? 
パソコンやスマホはそう簡単に壊れる物ではないが 




>> 
ハードだったら開いて半田を解かしてコンデンサとか取っちゃうんだよ 
ただ高精度な機械であぁいうのって取りつけられてるだろ? 
元に戻そうとしても上手くいかないことがあって壊してしまうんだ 
他にも接着剤で取りつけてあるパーツ取ろうとしてバキッとかねwww 

ソフトだとバックアップ取らずに思い付きでイジったら元の設定に戻せなくなったとかかな 
docomoが隠してる部分へアプローチして何か良くわからず通信不能になるとか 




>> 
はーん、その子の興味関心がプログラムとかそっち系じゃない可能性がある 
サッカーボールを持っていたとしてもサッカーが嫌いでリフティングしかしない子がいるように対象が狭いからな 
俺は機械を分解しようなんて思ったことはほとんどないよ 




>> 

俺も息子の口から壊した概要聞くけど理解が追いつかないレベルになりつつある 
息子に合わせてLinuxとか触ってるけどそろそろ俺も相手できなくなってきている 

最近Arch Linuxにハマってるみたいだけど俺はGUI環境を設定するだけで四苦八苦だよ 
しかもそのGUIも挙動が何だか怪しくて解決を試みてる 

息子は何に興味あるのかな? 
とりあえず今の疑問の対象がパソコンとかスマホみたいだけど何を考えてるのかわからなくなりつつあるね 
興味あるのが「なんで?」「どうして?」なのかも知れない口癖だしな 

明確にパソコンとかは好きだと思うよ 
好きだろうけどパソコンそのものに興味があるのか?はわからない 




>> 
最近とあるネットのコミュニティでそういう奴みたわw 
中3でそういうことばっかやってるやつなw実はそいつだったりしてw 

ただ、それが将来役に立つのか?と言えばノーだ 
プログラミング言語の基礎を勉強させるとかじゃないと時間を浪費するだけ 

何を考えているのか?中学生だったら本人も良く理解していないだろう 
自分は規則性のある将棋や麻雀、カードゲーム、テレビゲーム、手当たり次第にさわってたなぁ 
まぁ将来進ませたい方向がそれならそれでいいんじゃないかね 




>> 





多くの人は状況に合せた選択をして行動するけどアスペのプロセスは絶対基準でA→B 

だか 
他にも例えばクラスのリーダー的な生徒がサッカーしようとクラスで発案しクラスメイトはそれに乗ってサッカーする 
ある時に息子がサッカーしたくなりクラスで発案するものの誰も乗って来ない 
息子の行動はリーダー的な生徒から得た経験に基ずいて行ったものなのに現実は想定通りにならないわけだ 
そこで「○○君は許されていたのに何故ボクは許されないの?」という思考に至って不満を持ち、最悪の場合は癇癪を起こす 

息子はヒエラルキーという感覚に対して非常に疎い 

最近はそのような概念があることを徐々に学びつつあるようだけど 
「"空気を読んで"誰がヒエラルキー上位か?」というのを感覚で理解できない 
クラスのリーダー的な生徒の客観的な「属性」は息子と変わらないからだ 
俺や妻は「お父さん」「お母さん」「大人」だから自分とは違うと理解している 




ちなみに上記を解決するには「個人の評価」で解決出来た 

○○君の「お父さん」と俺は同じくお父さんだけれどもどっちが大事だ?というのを考えさせた 

息子はもちろん俺が好きだと返してきたので俺は「つまりお父さんという属性が好きなんじゃなく俺が好きなんだろ?」と言った 
「皆は○○君のほうがお前より信頼してるのだ。何故信頼してるかと言えば日頃の詰み重ねだ」と伝えた 

まあそれでも「サッカーしたいときどうしたら良いのか?」という疑問は解決してないんだけどね 
これを解決するのは結構難しい。俺でも難しいしな 




>> 
レスありがとう。 
物事の認知の仕方が違うね・・。それは頻繁にトラブルになりそうだ。 
思考の流れを理解した上で説得できるのはすごいことだと思う。 




特別学級が必要なレベルのアスペルガーなのか… 
よく2chで言われてるアスペルガーは空気読めない程度だからピンとこない 




>> 
特別学級必要なアスぺは珍しいと個人的に思う 




>> 
自分の息子にこういうのも難だがマシンみたいなもんだよ 





なんかAとかBとかαとか出してきて 
会話が辛くならない所がアスペっぽい 
これがこだわりってやつ? 




アスペは一般人からしたら子供と言えど不快だし虐待の対象になりやすい 
物事とに対して疑う、真理を追求するといった思考はストレス極まりない 
そう 

俺の親はガチで嫌ってるからね 
何も悪いことしてないのに絶縁状態なんだぜ 
小学生の頃から八つ当たりだとか酷かった 
>> 




要するに珍しいってことよw 

ルールや定義に忠実だから効率や穴を探すのに適してる 

例えば子供の頃から思ってたがペッショショップで動物を買うのは悪いことだ 
だって売れ残った奴が処分されたりずさんな管理体制で生産されるからね 
一般人は社会に馴染んでいる店を疑わないから分からない 
疑うことは面倒だから、そんな瑣末なことを疑いながら日々を過ごすことはストレスだから 

人間はストレスに弱い、信じるというより人は疑いたくないのだ 
自分の過ごしている世界が周囲が信じるに足る、安心するのに足るものだと信じたい、安心したい 
だから疑心暗鬼にならず信じる 

その点アスペはアイディアを生み出すのに優れてるんだよ 




アスペには色々問題がある。その1つに 

「自分の体調を考慮しない」 

がある 

普段出来ることは常に出来ることであって自分が風邪引いてようが出来ることなんだ 
しかし人間はそんな風には出来ておらず体調によっては出来ないこともある 
そういう時に息子は出来るまで繰り返し失敗しつづける 
親が心配してそれを静止すると癇癪を起こす 

「体調」というアナログな感覚はなかなか理解してもらえないので毎度苦労する 




>> 
体調が悪い時に行動するのはコストパフォーマンスが悪いんだと教えてやってくれ 
パソコンやスマートフォンに例えると納得するんじゃないかな 




>> 
微妙な体調の悪さとかあるじゃん? 

比例的数値は非常に納得してくれるけど反比例曲線のような「これどっちだろ?」みたいな部分は納得しないんだよ 

つまり明確な許容範囲が定義されてないものは納得せず続ける 
熱とか出してくれると一番良いんだけどね、そうじゃないときもあるから 




>> 
いいんじゃないの? 
寝ずに50時間ぐらい休憩なしでぶっ続けでやる時あるし 
傍から見てば異常者だけど本人は普通だと思ってるから 
でも限度を知らないのは鬱病の原因になるからなぁ 
それを教えるのは無理だし俺も嫌だからほっとけばいいかも 




>> 
睡眠や食事は「人間の活動には必須条件」で納得して貰ってるけどね 
夜更かししていて寝坊したりで俺から叱られたりといったことも経験としてあるから納得する理由になってる 

放っておいて良いときは放っておいてるよ邪魔すると怒るしなwww 
明確な「無理の無い範囲」を定義するのは大人にも難しいことだからどうしたもんだかねと 

これはもしかしたら年上の同レベルのアスペな人と話す必要があるかも知れない 
ただそういう人が今のところ居ないから解決に至ってない 




>> 
年上の同レベルのアスペな人って俺のことだけど 
マンガや映画でアスペ研究者が飯を食わずに研究したりするのはお決まりのパターンだからほっとけ 
アスペの宿命と言って差し支えない 




ネットに自作ソフトを公開したり専門板で情報交換したりさせるべきだと思う 
他人に評価される喜びや人の上に立つ優越感とかな 

ゲームの話ですまんが極めると必然的に有名になり組織(ギルド)で 
プレイヤーを束ねるリーダーになったりコミュニケーション能力が求められるんだ 
いい経験になるはず 




なかなか勉強になるスレ 

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